バイクのスリップに気をつけよう
バイクで走行しているときに気をつけるべきこととして、「スリップ」が挙げられます。
スリップは路面を走っているときに、タイヤが路面と上手く噛み合わなくなることによって起こります。
タイヤと路面が接している面を、「トレッド」と呼びます。
トレッドがなくなることが原因で、スリップは生じているのです。
つまりスリップを起こさないようにするためには、トレッドを常に保つことが必要です。
そのために必要なことを、ここでは紹介します。
運転する際にはいつも気をつけて、スリップを防いでください。
スリップを防ぐための対策方法
スリップを防ぐための基本的なこととして、まずはタイヤを良好な状態に保つように気をつけてください。
バイクで走行していると、タイヤは徐々に磨耗していきます。
そして磨り減ったタイヤほどトレッドが小さくなり、スリップを起こしやすくなります。
そのためタイヤを定期的に確認して、磨耗が激しくなってきていたら交換しましょう。
常に良い状態のタイヤで走行することで、スリップの可能性を抑えることができます。
タイヤはバイクショップなどで交換することができます。
また、ネット通販でもバイクのタイヤを購入することができるため、チェックしてみると良いでしょう。
また、運転にも気をつけることが大切です。
スリップしやすい天候として、「雨」や「雪」の日が挙げられます。
雨や雪が路面につくと、滑りやすくなります。
こうした天候のときに急ブレーキや急加速をすると、タイヤの回転に地面が食いつかなくなってしまいます。
そして、スリップを起こしてしまいます。
雨や雪の日には普段よりもスピードを落として走行するように気をつけてください。
また、カーブをするときにも気をつけてください。
雨や雪のときにカーブをしようとして車体を傾けると、トレッドが普段よりも小さくなることからスリップしてしまうことがあります。
スピードを落とすことに加えて、車体を無理に傾けないように意識しましょう。
スリップに気をつけて、バイクを楽しもう
以上の点に気をつけてバイクを運転すれば、スリップを減らすことができます。
特にバイク初心者の場合、スリップを起こしてしまうことは多いです。
最初はあまり無理な運転をせず、確実にバイクで走行できる技術を身につけましょう。
そこから徐々にスピードを出したり、カーブを積極的に攻めたりする走りを楽しむと、怪我や事故を起こすことなくバイクを楽しむことができます。
バイクは楽しい乗り物ですが、安全には十分に気をつけることが大切です。
紹介したポイントをしっかりと守り、ぜひスリップを起こさないように普段から気をつけてください。