カーブミラーを上手く活用しよう

バイクに乗るときには、周囲にあるものを上手く活用しながら走行すると、より安全です。
安全な走行のために役立つものとして、路上にある「カーブミラー」が挙げられます。
カーブミラーは見通しの悪い交差点などに設置されていることが多く、確認することで周囲の状況をより正確に把握することができます。

ただ、こうしたことを分かっていても、意外とカーブミラーを活用できていない人がいます。
適切なカーブミラーの使い方をすることが、バイクの安全走行につながります。
そこでここでは、「カーブミラーの利用方法」について紹介します。
しっかりと危険を察知して、安全にバイクを楽しんでください。

カーブミラーはこう使うべき

カーブミラーの役割は、「死角となりやすい部分の状況を確認すること」です。
周囲を目で見て確認しても、人の身体には「死角」ができてしまいます。
きちんと確認したつもりになっているだけで、実際は確認しきれていない部分があるのです。
カーブミラーは死角をなくすために設置されているため、必ず確認することが大切です。

きちんと道路状況を確認するためには、必要に応じて一旦停止をしてカーブミラーを確認しましょう。
一旦停止をすることで、よりしっかりとミラーを確認しやすくなります。
「確認したつもり」になっていると、思わぬ事故に遭遇してしまうことがあります。
確実な確認を重視することが、安全運転につながります。

また、緩やかな坂道である「ワインディングロード」を走る場合も、カーブミラーをしっかり確認することが大切です。
ワインディングロードには、急なカーブがたくさんあります。
カーブを勢いよく走っていると、カーブの先からいきなり対向車が出てきて、事故に遭ってしまうことがあります。

カーブミラーの表面は湾曲しており、カーブ先の状況をカーブへ入る前に把握することができます。
するとカーブの先に対向車がいるかどうかを確認でき、危険を防ぐことができるのです。

ワインディングロードは、つい「どのように走行するか」というテクニックだけが重視されてしまいがちです。
しかし最も基本的であるカーブミラーの確認をもう1度認識することで、より安全で確実なライティングをすることができます。

カーブ先が安全であることを確信できると、より自信をもってカーブを曲がることができます。
そのため積極的なライディングも、しやすくなります。

カーブミラーはとても大切

このようにカーブミラーは、バイクに乗る上でとても大切なものです。
カーブミラーが設置されている場所は、それだけ安全に気をつける必要があるところといえます。
しっかり確認して、安全な走行に役立てましょう。