バイクを初めて乗る場合には
バイク初心者の場合、まだエンジンをかけたことがない人もいると思います。
エンジンの指導方法をあらかじめ分かっておくと、いざバイクに乗り始めたときにもスムーズに対応することができます。
ここでは初めてバイクに乗る人のために、「エンジンの始動方法と発進の流れ」について紹介します。
ぜひしっかりと理解して、バイクを楽しんでください。
バイクの始動・発進の基本
バイクを始動させる際には、まずはバイクにまたがりましょう。
しっかりとシートに腰を下ろし、安定した状態で座ります。
そして周りの安全を確認して、バイクを始動させましょう。
最初にサイドスタンドを上げます。
バイクにはサイドスタンドという、車体を立てておくためのパーツがあります。
自転車のスタンドと同じようなものです。
足をかければ簡単に上がります。
サイドスタンドを上げたら、次にキーを回します。
キーを回しただけでは、エンジンはかかりません。
このとき、ギアがニュートラルになっていることを確認しましょう。
ニュートラルになっていないと、バイクのエンジンはかかりません。
オートマの場合、この後にエンジン始動ボタンを押すとエンジンがかかります。
ボタンを押すだけですぐにエンジンがかかるため、とても簡単です。
オートマでない場合は、ペダルを勢いよく踏んでエンジンをかけます。
バイクが好きな人は、このほうがバイクを操っている感覚を味わえるかもしれません。
こうしてエンジンをかけたら、ギアを1速やローに入れて、発信することになります。
オートマの場合はギアを変える必要はなく、アクセルを入れて走り出せば良いです。
周囲の安全に確認してから発信しましょう。
自分でギアを変える必要がある場合は、少しスピードが上がったところで2速、また加速したところで3速と上げていきましょう。
また、クラッチを踏みながら変速しないと、ギアは変わりません。
最初はこの手順に慣れることができないかもしれませんが、練習すればスムーズにできるようになります。
こうして加速したら、あとは流れに任せてバイクの走行を楽しむだけです。
風を切りながら、ライディングを楽しんでください。
信号で停車したら、同じ要領で発進する
路上を走っていると、信号で止まる必要が出てきます。
信号待ちをすることになったら、またあらためて最初から発進の手順を繰り返しましょう。
自分でギアを変える必要がある場合は、クラッチを踏みながら減速する必要があります。
これを忘れるとエンストしてしまうため、気をつけてください。
また、バイクに乗り終えたら停車して、キーを回してエンジンを切ります。
そしてサイドスタンドを立てれば、元の状態に戻ります。
手順をしっかり把握して、バイクを楽しんでください。