卒業検定合格のためにはしっかりしたコース取りが必要
教習所の卒業検定では、公道ではなく施設内のコースを使うのが普通です。
実技教習を受けるときには教習所の中にあるそれぞれの場所で一つずつの項目を練習していきますが、卒業検定ではそれを一周のコースとして一度にすべて行うことになります。
試験の前にはまず教官がコースを説明するとともに見本を見せてくれます。
施設内のコースは決して広いものではないのですぐに覚えることもできるかとは思いますが、緊張をしていたりすると慌てて間違ったコースに侵入してしまうということもあります。
しかし卒業検定は減点方式で行うため、間違ったコースへの侵入は逆走行為としてかなり致命的な減点対象となってしまい下手をすると一発検定中止となります。
そうならないためにもまずは卒業検定の最初に配られるコース内容をしっかりと確認し、場合によっては細かく書き込みをしていくようにしましょう。
この自分の手を使って書き込みをするという方法はものを覚えるためには大変役立つことなので、ぜひコース記憶が苦手という人に試してもらいたいです。
覚えるだけでなくイメージトレーニングをすること
卒業検定まで進むことができたということは、その人はその前に行った教習ですべての実技を合格することができたということです。
つまり失敗をしてしまうのは焦りや緊張などによって本来ならばできることができなくなってしまっているということです。
バイクの卒業検定に何度も落ちてしまうという人によくあるのが、最初の試験で失敗をしてしまったことで恐怖心がついてしまい乗り方がわからなくなってしまったというケースです。
まずは卒業検定のコースをしっかりと覚えるととともに、教官のようにうまく乗ることができている人のことをよく観察してそれを自分も行っているというイメージをしっかりと持つようにしましょう。
コースを実際に走る前には自分が運転をするときにどんなふうにしているかというイメージトレーニングを具体的に行うようにして、本番で緊張をしないように気持ちを準備していってください。
落ち着けば必ずできることなので、諦めずに合格を勝ち取りましょう。