サーキットで走るためのバイク
バイクにはさまざまな種類がありますが、その中にスポーツタイプのバイクがあります。
スポーツタイプのバイクはもともと、サーキットを走行するために開発されたバイクです。
高い走行性能を備えており、バイクレースでより早くコースを走行することを目指して、各バイクメーカーが開発を重ねてきました。
スポーツはその格好良さからバイク好きな人から人気となり、公道を走ることを目的としたモデルも開発されるようになりました。
ただ、この頃からバイクレースの人気は下火を迎えており、バイクメーカーはレースだけを目的としたバイクを開発することが難しくなりました。
バイクレースの人気が低下したことで各メーカーの収益性が悪くなり、バイク開発に投じる資金が少なくなったのです。
代わりとしてバイクメーカーは、公道を走ることができるバイクをレース用としても使えるように、性能を向上させました。
これが「スーパースポーツ」として人気となり、現在に至っているのです。
スーパースポーツタイプのさまざまなバイク
スーパースポーツのバイクとして代表的なものには、「ファイヤーブレード」というバイクが挙げられます。
ファイヤーブレードは1992年に登場したバイクで、現在のスーパースポーツタイプのバイクは、ここから始まったと言っても過言ではないモデルです。
スポーティな雰囲気の外観は多くのバイク好きに支持されて、大人気となりました。
ファイヤーブレードの走行性能は当時としては非常に高く、並列4気筒エンジンを備えており、高い剛性と軽量性を備えたアルミボディとなっていました。
さらに旋回性がとても高く、コーナリングを難なくこなせる操作性の良さを備えています。
ファイヤーブレードはまさに、「新しい価値観を提供したバイク」といえるのです。
また、ヤマハの「YZF-R1」も人気のあったスーパースポーツバイクです。
こちらも並列4気筒エンジンを搭載しており、峠道などの難所もスムーズに走行できる馬力を備えています。
格好良いシャープでスポーティなデザインも人気となり、全体的に完成度の高いバイクとして支持されました。
また、スズキの「GSX-R1000」もスーパースポーツの代表的なモデルでした。
スーパーバイクのレースで勝つことを目標として開発されたこのバイクは、圧倒的な走行性能を備えていることから当時人気となりました。
従業が170kgと軽量で、軽快な乗り心地を実現したバイクです。
スーパースポーツを選ぶのもおすすめ
このようにスーパースポーツは、高い走行性能を備えたバイクとして今でも人気があります。
これからバイクを購入する初心者にもおすすめなので、検討してみると良いでしょう。
各メーカーからさまざまなモデルが販売されているため、チェックしてみてください。