バイク年式を確認
中古バイクを比較する際には見た目だけでは無く、そのバイクの年式を確認しましょう。
特定の欲しい車種があるという場合や、あえてレトロバイクが欲しいということで無ければ、10年以内の年式のバイクを選ぶのがおすすめです。
10年を越える年式のバイクですと、車種によっては生産がストップしており、故障をした際に同じバイクパーツが手に入らず修理不可となることもあります。
また10年の時が経過していると元々付いているパーツにもサビなどのダメージが起きやすく、外側から見えないパーツに劣化が生じている可能性が大です。
突然原因不明のエンジンストップなどが起きる事がないように、極力新しい年式のバイクを選ぶと安心できます。
走行距離チェックは基本中の基本
走行距離チェックは中古バイクを選ぶ際の基本中の基本です。
ただし、走行距離が少なければ良いバイクということではありませんので、走行距離と合わせてバイク本体の状態を比較すると良いでしょう。
走行距離が1万㎞未満にも関わらずバイク本体がボロボロと言う場合は、走行距離うんぬん以前の問題ですので危険です。
反対に走行距離が10万㎞でも状態がキレイで、年式も新しく目立ったダメージがないと言う場合は、安定した性能である可能性が高いでしょう。
走行距離が長いとどうしても劣化がしやすいですが、走行距離が多いにも関わらずキレイな状態のバイクであれば、しっかりとメンテナンスされている可能性が大です。
逆に走行距離が短くてもボロボロな場合、走行距離そのものが改ざんされている恐れもあるため、バイクショップそのものを疑った方が良い場合もあります。
走行距離と合わせてトータル的な部分を比較することで、バイク本体の本質が見えてくるでしょう。
異音がしないか耳を澄まして
エンジンをかけられるようであれば、エンジンから異音がしないかどうかも合わせて確認をします。
見た目がキレイで目立った外傷が無くとも、エンジンが致命的なダメージを負っているケースもありますので、出来ればエンジンをかけさせてもらうのがおすすめです。
バイクのエンジンから異音がする場合はもちろん、オイル漏れなど明らかな異常事態が起きている場合、そのバイクはおすすめできません。
エンジンの異音がよく分からない場合は他のバイクの音と比べさせてもらってから判断するように心がけましょう。
トータル的な判断をしよう
走行距離が短いと良いバイクという印象が強いですが、決してそんなことはありません。
走行距離と合わせて、見た目の印象や年式などバイク本来の情報を確認すると、自分に合っているバイクを選べます。
出来ればエンジンもかけさせてもらって、エンジン音なども確認すると良いでしょう。