バイクの売買

中古車選びのコツ4-外装・ブレーキ-

外装チェックでバイクのダメージチェック

中古バイク購入時には見た目チェックが重要です。
見た目にも色々と比較するポイントがありますが、外装パーツをチェックするとバイクのダメージもチェックできます。

パーツの中でも特にフロントフォークのボトムケースやガソリンタンクの合わせ目部分、ステアリングステムにフォークインナーパイプは重要なチェックポイントです。
これらのパーツはサビが発生しやすく、少しのサビからバイク本体の致命的な故障へと繋がります。
特にインナーパイプとガソリンタンクについてはオイルやガソリン漏れなど発生することもあり危険ですので入念にチェックしておきましょう。

また外装部は見た目のサビだけではなく、他にダメージがないかどうかや可動域も確認する事が大切です。
少し車体を揺すってみた時に、ステアリングヘッドがスムーズに動くかどうかや、ハンドルがストレス無く稼働するかどうかを確認しておきましょう。
傷んでいるとこれらのパーツは動かすときに異音がしたり、固くてなかなか動かないようなことが多いです。

見逃しがちな電装系

ヘッドライトやウインカーなどの灯火類に、ホーンやメーターなど、いわゆる電装系のパーツも事前確認必須です。
エンジンをオフの状態にしていると見逃されがちですが、購入をしてからライトの球切れに気が付いたというケースもあります。
球切れだけであればまだ良いですが、ホーンが鳴らない、ウインカーの速度が異常など明らかな故障が起きていることもありますので必ず確認したい部分です。

また見た目に分かる性能だけでは無く配線部分や端子部分に異常が起きていないかも合わせて確認しましょう。
配線切れや粉拭きなど起きている場合そのまま走行し続けるとエンジンストップの原因に繋がる可能性があります。

ブレーキの制動力も確認必須

安全な中古バイクを買うためにもブレーキの制動力もきちんと確認しておきましょう。
ブレーキの利きがいいかどうかを確認するだけではなく、ブレーキパッドの残量があるかどうかや、ブレーキをかけた際に異音がしないかどうか、サビやキズが無いかどうか等も確認します。

ブレーキ関連のトラブルは気が付かずに購入すると命にかかわる大変なトラブルを引き起こす可能性があります。
レバーを握ってみて違和感がある場合など、何らかの異変を感じたら必ずお店側に確認しましょう。

後から気が付いた時には

バイクの何らかの異変に購入後に気が付いた場合、保障期間があるバイクで無ければ、修理費用は有料です。
交通事故はもちろん、余計なトラブルを起こさないためにも購入前にしっかりとマシンの状態を確認してから、中古バイクを選ぶようにしましょう。