バイクの売買

中古車選びのコツ2-足回り-

タイヤの状態を確認必須

バイクが走るための必須パーツの1つであるタイヤも、確認しておきたいパーツです。
タイヤは交換ができますが、せっかくであれば良いタイヤが付いているバイクを選んだ方が手間がかかりません。
スリ減りがないかどうか、スリップサインが出ていないかどうかなど見た目で明らかなダメージを受けていないかどうかを確認しましょう。

また同じタイヤで左右片方だけ減りが出ている場合は、そのバイク自体を避けた方が安心です。
片方に減りが出ていると言う事は車体本体が歪んでいる可能性があります。
走りにクセが出る可能性が高いので購入には不向きです。

見逃しやすいチェーンドライブ

バイクは走れば走るほど様々なパーツが消耗していきますが、その内の1つがチェーンドライブです。
意外と見逃しがちなパーツではありますが、チェーンドライブを確認すると走行時の状態をある程度想像ができますので、忘れずに確認しましょう。

チェーンドライブを確認する際にはまず、サビや汚れの固着が無いか確認します。
さびている場合は特に自分ではメンテナンスが出来ないほど劣化している可能性が大きいので、避けた方が賢明です。
これと合わせてチェーンがマフラーやスイングアームにこすれた後などが無いかも確認しておきましょう。

次にスプロケットの確認です。
ドライブスプロケットとドリブンスプロケットの両方を確認して、山にかけている部分がないかどうかや、尖っていないかどうかを確認します。
尖っている場合は使用限界ですので、そのバイクは避けた方が良いでしょう。

サスペンションもじっくり観察

バイクを支える重要パーツのサスペンションもじっくり観察しましょう。
サビやキズ、亀裂が入っていないかどうかなど明らかに見た目にダメージを負っていないかどうか確認することはもちろん、オイル漏れをしていないかどうかもチェックします。

リアサスペンションの場合はこれと合わせて、ダンパーが抜けていないかどうかも確認すると安心です。
シートの後端を押してふわふわとした感触があるとダンパーが抜けている可能性が高いです。

反対にフロントサスペンションの場合はフロントブレーキをかけてみてふわふわした感触がないかどうかも確認しましょう。
こちらもふわふわした落ち着かない感触があるとダンパーが抜けている可能性があるため、避けた方が賢明です。

足回りは入念にチェックが大切

バイクの足回りに関してはつい見逃してしまう部分もありますので、時間をかけて丁寧に確認しましょう。
メンテナンスをすれば直る部分もありますが、致命的なダメージを負っているマシンですとどうしようもありませんので、入念にマシン比較をすることが大切です。