スコルパとは?
スコルパはフランスに本社があるオートバイメーカーで、1993年に誕生した比較的新しいメーカーとなります。
日本にも実は馴染みのある会社であり、1998年にヤマハと組んで近代トライアルマシンが誕生したのです。
2009年にはウェブサイト上で破産決済を行い同年に買取が行われましたが、2010年に本社を移し現代でもトライアルバイクを中心に生産を行っています。
新型トライアル競技用オートバイが最大の魅力であり特徴
スコルパはプジョーなどの最大手とは異なり多くの車種を世に送り出しているメーカーではありません。
しかし、トライアル競技用オートバイの分野では業界に大きな衝撃を与えるほどの影響をもたらした企業なのです。
その影響を与えた車種の一つがトライアル競技用オートバイ『TWENTY』シリーズで、こちらは排気量125cc・250cc・300ccの3種類が用意されており、日本でも購入することができるようになっています。
トライアル競技用オートバイとしては最高性能と言われているこのシリーズはまさに超実践的なバイクであり、ビギナーからプロの方々まで納得できる仕上がりになっています。
125ccではとてつもなく安定しているハンドリングが特徴であり、125ccとは思えないトルクとパワーをもたらしてくれます。
250ccでは低速回転でのトルクがとにかく安定しており、スムーズに中・高速回転につなげることができるようになっています。
300ccでは250ccよりもさらにパワーが増大しているので、より経験豊富なライダーならばできなかったことが次々とできるようになる仕上がりとなっているでしょう。
『TWENTY』シリーズについてより深く解説
『TWENTY』シリーズのフレームはクロムモリブデン鋼を用いており、鋼より強度や硬度がアップしているため、壊れるリスクが低いです。
さらに、靱性もしなやかさも高められているので、バイク素材としては最高と言えるでしょう。
このクロムモリブデン鋼の特徴を最大限に活用した重量配分が考慮して設計されているので、ハンドリングやトルクで不足や不安定さを感じることはほとんどないでしょう。
燃料タンクはあふれても処理がしやすいようなくぼみが配置されていること、そしてクラッチホースとスロットルケーブルが通過するための穴も設けられていることから操作性を最大限考慮して作られていることもわかります。
スコルパの購入について
スコルパは中古車市場にもある程度の台数が存在しているので、中古車でも問題ないという方はまず中古車市場から探してみましょう。
新車がほしいという方は静岡県にある株式会社ヴィクトリーを尋ねましょう。
直接訪れるのは大変という方は公式ホームページに電話番号が記載されていますので、そちらで情報を入手することを強く推奨します。
ホームページに扱っているバイクのデテールやスペックなどを見ることができるので、そちらである程度のことは知ることができます。