バイクで追い越しをする際には、注意が必要

バイクを運転するときにはさまざまな注意点がありますが、その中のひとつとして「追い越し」があります。
バイクに乗る人の中には、車の間を縫うようにして追い越しをする人がいます。
しかしこのような追い越しの方法は交通違反であり、行うべきではありません。

ここでは「バイクでの正しい追い越し方法」と「追い越しをするときの注意点」を紹介します。
正しい追い越し方法を身につけて、安全にバイクを楽しみましょう。

追い越しの方法と注意点を紹介

バイクで走っていて追い越しをする際には、必ず車線を変更してから車を追い越します。
あなたが左車線を走っていて、前方の車を追い越したいとします。
この場合、車の左側を通り抜けるように走り、追い越してはいけません。
必ず右車線に車線を変更してから追い抜くようにします。

まずはミラーを確認してウィンカーを出し、右車線へ移ります。
そして車を追い越したら、再びウィンカーを出して左車線へ戻ります。
これで追い越しが完了です。

あなたが右車線を走っている場合に前方の車を追い抜きたい場合も同様です。
まずは一旦左車線へ移り、追い越してから再度右車線へ戻りましょう。
無理な追い越しは危険であるとともに、交通違反となってしまいます。

特にバイクでの走行に慣れてくると、車をすいすいと追い抜きたくなってしまいます。
そして上で紹介したような、強引な追い越しをしてしまいがちです。
しかしこのような追い越しをしていると、どこかのタイミングで事故に遭ってしまう可能性が高くなります。
バイクで事故を起こすと、命にも危険があります。
そのため強引な行為は、絶対に控えましょう。

また、追い越しをする際には、確実に周囲の状況を確認してから行うようにしましょう。
無理に追い越したいあまり、周りの状況を確認せずに車線変更をすると、周りの車などに迷惑をかけてしまうことがあります。

そのためサイドミラーで変更する車線に車がいないかどうかを確認するとともに、肉眼でもチェックすると良いでしょう。
このように道路状況をしっかりと把握して追い越しをすることで、安全で確実な走行をすることができます。

無理な追い越しは控えて、安全な走行を

ここでは、追い越しの方法と注意点について紹介しました。
無理な追い越しをすると、前方の車やバイクだけでなく、周囲の車などにも迷惑をかけてしまうことになります。
また、場合によっては事故に遭ってしまい、車を追い越すことはできても人生で遅れをとってしまう可能性さえあるのです。

そのため必ず安全に気をつけて、追い越しを行うようにしてください。
適切に追い越しをすれば、より快適にバイクを楽しむことができます。