バイクの運転テクニック

雪道を走るときの注意点と対策方法

雪道ではスリップに気をつけよう

バイクが好きな人は、冬の寒い時期でもバイクに乗って出かけたいと思うことがあります。
冬には雪が降ることもあり、ときには雪道をバイクで走行することもあると思います。
雪道は通常の路面と状況が変わるため、十分に気をつけて走る必要があります。

ここでは、雪道をどのような点に気をつけて走行すれば良いのかについて解説します。
雪道をしっかりと走れるようになれば、あなたのバイク運転技術は、かなり高いものといえます。

雪道を走る場合、スタッドレスタイヤを用意するべき

雪見とを走る場合には、必ず「スタッドレスタイヤ」を装着する必要があります。
スタッドレスタイヤは雪道でも滑らないように加工されたタイヤのことで、冬に装着する人が多いです。
雪道で走る機会がありそうな場合には、必ず用意しておきましょう。

スタッドレスタイヤを装着すれば、雪道はかなり走りやすくなります。
スタッドレスタイヤはバイクショップで購入することもできますが、最近はインターネットの通販で購入することもできます。
インターネットの通販では、パソコンやスマートフォンの画面で簡単に注文することができるため、利用するのはおすすめです。

スタッドレスタイヤにも種類がありますが、選び方のポイントとしては、「あまり安すぎるタイヤを避けること」「できれば有名メーカーのタイヤを選ぶこと」の2点です。
安すぎるタイヤを選ぶと摩耗が早く、すぐに寿命が来てしまいやすいです。
せっかくお金をかけてスタッドレスタイヤを用意したのに、すぐにまた買い換える必要が生じてしまうのです。
そのため安すぎるタイヤを避けて、ある程度は値段のするものを選ぶと良いでしょう。

また、有名メーカーのタイヤであれば、しっかりとした品質であることが多いです。
そのため初心者でタイヤの選び方に迷う場合、まずは有名メーカーのタイヤを候補として検討することをおすすめします。

雪道を走るときの注意点

雪道を走るときには、3つの行動を避けるように意識すると良いです。
3つの行動とは、「急ブレーキ、急発進、急加速」です。
これらをしないように注意しながら雪道を走ると、安全に走行しやすいです。

雪道は滑りやすく、ライダーの意図がすぐに伝わりにくいです。
自分の意図をバイクに伝えるためには、すべらないようにゆっくりとバイクを操作する必要があります。
急ブレーキや急加速をしてしまうと、路面に対してタイヤが空回りしてしまい、スリップの原因になってしまいます。
できるだけスピードを落として、加速、減速をせずに走ると良いでしょう。

また、発進時も勢いよく走り出そうとすると、こけてしまいやすいです。
ゆっくりと走行することで、安全に走り出すことができます。

バイクに乗る人は、颯爽と風を切りながら走る姿に憧れることが多いです。
しかし雪道を走る場合、このような格好良さを意識して走行しようとすると、すぐにこけてしまいます。
路面で滑ってしまうと逆に格好悪く、バイクを起こすのが大変なため、安全運転を重視して走行すると良いでしょう。